いろいろ日記:地球深部探査船「ちきゅう」一般公開

お得ハウス

2019年12月02日 15:09

昨日は清水港を母港としている、地球深部探査船「ちきゅう」の一般公開に応募して当選したので、見学に行ってきました。海面からの高さ120mという掘削やぐらが遠くからでも、目立ちます。

船が係留されている日の出埠頭へ着くと、前のグループの方が並んでいました。
掘削やぐらと同じように、船首の八角形のヘリポートも特徴的です。

乗船まで待つ間にマリンターミナルで行われている、清水海洋展を見学しました。
ちきゅうが所属する海洋研究開発機構(JAMSTEC、ジャムステック)や東海大学海洋学部の展示、海の小動物とのふれあいが行われていました。

いよいよ、乗船です。船室や寄港地のレリーフなどを見ながら、まずは、ブリッジへ。
ブリッジは5階上ということですが、階段のみです。各階と踊り場に案内と手すりがあったので、途中休みましたが、無事上がることができました。

ブリッジは広くて、見晴らしがいいです。富士山がきれいでした。
船をコントロールするいろいろな装置がありましたが、海図をはじめとして、電子化されていました。

ブリッジの外へ出ました。日の出埠頭の様子が手に取るようにわかります。
掘削やぐらはこの高さから見ても迫力ありました。

再び、船内を見学しました。採取した物のCTスキャン装置、直接触れずに取り扱う装置、採取した深層のコアなど、興味深く見て回りました。

見学もそろそろ終盤、下の階へ降りてきました。
このあたりは、船というより、工場のようで、パイプが上下左右、縦横に張りめぐらされていました。
外では、次のグループの方が待っていました。

「ありがとう またきてね」のメッセージに送られて、船を下りました。
いつの間にか、富士山の裾には雲がかかっていました。

見学記念のミニパンフレットとピンバッジです。この他に、静岡新聞の連載記事を特集した一般公開記念冊子もいただきました。

ふつうでは中を見ることができない、特別な船を見学でき、海洋展も楽しむことができて、有意義な一日でした。

関連記事