いろいろ日記:北欧ツアー その2 ノルウェー・オスロ

お得ハウス

2018年04月20日 09:36

3月下旬からの北欧3カ国(フンランド、ノルウェー、デンマーク)旅行、その2 ノルウェーのオスロ編です。
フィンランドのヘルシンキを1日観光した後、夕方の飛行機に乗りました。スウェーデンのストックホルムで乗り継いで、ノルウェーのオスロに夜遅く到着しました。

翌朝、朝食まで時間があったので、ホテル周辺を散歩しました。
突然、イギリスのチャーチル首相の銅像に出くわしました。ロンドンの国会議事堂前のチャーチル像と同じポーズですが、コートや顔が少し違っていました。なぜ、ここに?、と思って調べた結果、ノルウェーは第二次世界大戦のとき連合国側で、イギリスの支援を受けてナチスと戦ったそうで、そんな関係で、当時のイギリス首相チャーチルがここにいるのだろうと、一人合点しました。
側面の可愛らしい壁画のあるビルもありました。

朝食後もツアーバスの出発までに時間があったので、朝の散歩の時に行き損なった、坂の下の帆船まで行ってみると、オスロフィヨルドの観光船などが発着する港でした。
歩いていると、銀色の金属光沢ピカピカの像があり、これまた何?です。顔には水中マスク、背中にボンベ、足には足ヒレとダイバーの姿で、腕を組んで海を見つめていました。ダイビングの適地などなさそうなノルウェーで、SFチックな銅像を見ました。
港の左側にはオスロ防衛のために築かれた、アーケシュフース城がありました。

バスで市内観光に出発しましたが、最初はフログネル公園です。別名、ヴィーゲラン彫刻公園と言い、ヴィーゲランというノルウェーの彫刻家の作品のみが展示されていました。国内外、ここだけに130作品以上、600人を超える人物が彫られた彫刻が展示されています。
人気があるのがおこりんぼうの少年で、そして121人の人が彫られているモノリスと呼ばれる人間の塔やその周囲の一生の人の姿の彫刻に見応えがありました。

ノーベル平和賞の授賞式が1階大ホールで行われるオスロ市庁舎へも行きました。
ホール周囲の壁画はノルウェーの歴史を描いたものです。また、朝、見に来た港を見下ろすことができました。

そして、国立美術館です。ここではムンクの作品をガイドさんの解説付きで鑑賞しました。シーズンオフの開館直後だったので、解説も丁寧、その後のフリータイムもたっぷりと、ムンクを含め、絵画・彫刻などを楽しみました。
写真はムンクの、「叫び」「マドンナ」「思春期」「The Day After」です。「叫び」は油彩、パステル、リトグラフなどで同じ構図の作品が5点あり、国立美術館の作品は油彩、最初に描かれたものだそうです。

オスロ市内観光はここで終了し、昼食の後、6時間かけてハダンゲルフィヨルドまでバス移動しました。


関連記事