いろいろ日記：インド洋の真珠スリランカの旅 世界遺産その3 ダンブッラの黄金寺院

スリランカの旅の6つの世界文化遺産　その3 ダンブッラの黄金寺院です。
ダンブッラの黄金寺院は岩山の頂上近くに作られた石窟寺院です。キャンディの北、約70kmになります。

山の途中まではバスで行けますが、そのあとは階段と石畳の坂道です。ふうふう言いながら歩く私達をサルが眺めていました。
木立が切れると寺院前に到着です。見晴らしがいいです。

靴を預け、岩山に掘られた白い回廊のお寺を拝観です。

石窟は５つありました。第1窟から見ていきます。
中には大きな涅槃像がありました。足裏は赤く彩色されていて、タイのバンコクで見た涅槃像より写実的でした。
堂内の壁画は赤色鮮やかですが、剥落が目立ちました。

第2窟は最も立派な石窟でした。沢山の仏像があり、壁際には坐像がずらっと並んでいて、座禅を組んでいるようでした。奥に向かって低くなっていく天井に描かれた天井画というか、壁画も見事です。
この石窟には天井から清水が滴っていて、病気を治す力があると言われているそうです。

第3窟もきれいな内部でした。第2窟よりは少し小さいです。横になっているお釈迦様は目を開いているので、死を意味する涅槃の状態ではありません。

第4窟、第5窟は小さくなります。そして、天井画の描き方が様式的ではなくなり、色使いが青っぽくなってきたように感じられました。

石窟の外には菩提樹があり、根元には祠が設けられていて、木の周囲はカラフルな布で飾られていました。

ダンブッラの石窟寺院に安置されていたたくさんの仏像はどれも黄金に輝いていて、天井画も見事でした。

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